行ってきました。BIGCATで行われた5lackの大阪でのワンマンライブ、「5lack Live at Osaka」。
まじで最高過ぎたので、ささっとレポートと感想を。
雰囲気と客層
私ヤマナカ、初体験のBIGCATです。かなりちょうど良い箱。でか過ぎず、小さ過ぎず。ちょうど良い。人はかなり入ってましたが、パンパンでほとんど身動き取れないということもなく、程よくパンパン。お酒持ってちょっと踊れるぐらい。ちょうど良い。
結構気になっていたのが、客層。いろんな方面から人気がある5lack、どんな人らが来るんかなーって思ってましたが、想像通り、なかなか幅広い印象。
スケーターっぽい兄ちゃんたちに、B-BOYはもちろん、アパレル感がすごいおしゃれなお兄さん。と思ったらメガネ兄貴やポッチャリさん、サブカル感ある人たちもチラホラ。
女の子も多いです。可愛い姉ちゃんに、きゃぴきゃぴのヤングガール、大人のお姉さん、身長が小さくて首の下にタトゥー女、色々。この辺見てるだけでもなかなか面白かったです。
セットリスト(記憶の限り)
セットリストを振り返ってみます。堂々とセットリストを言ってますが、あっているかもわかりませんし、一部記憶に無く結構飛ばしてる曲もあります。悪しからず。
PUNPEEが準備し始めて、無地Tシャツを黒いスラックスにタックイン、ごっついゴールドチェーン3、4個ぶら下げて5lack登場!大阪ワンマンライブ、5lack Live at Osakaスタート!!
- Deep Kiss
- HNGRI KILLIN!
- WEEKEND
- TAMURO
- ISSUGI、BUDAMUNK登場
- 踊狂 / SICK TEAM
- Street Wars / SICK TEAM
- I Say No / 5lack x Aaron Choulai
この辺は少し曖昧です。
- Kojoe登場
- Feelin29
- 早朝の戦士 / 5lack x Olive Oil
- 愛しの福岡 / 5lack x Olive Oil
- Girl if you
- 夕方
- Good More
- NEXT
- Fade Out / S.l.a.c.k.&Ces2
- GAPPER登場
- 愛してます / PSG
- 一旦終了
- アンコール再登場
- 東京 feat. 5lack / Silent Poets
- JJJ登場
- HPN feat. 5LACK / JJJ
- いつも想う
この通り5lackでイメージする曲はほとんどやってくれました。「My space」、「WHALABOUT?」の初期曲からdocomoのCMでおなじみ「東京」までボリューム満点。
あっ、あと、Live開始までの待ち時間ってアーティストにもよりますが、自分のプッシュしてる曲とか好きな曲とか、しっかりめに音楽かかってることが多いじゃないですか。でも、今回の大阪ワンマンライブ、5lack Live at Osakaでは、ひたすら「波の音」でした。
ざーっ、ざざーっん、ざーっ、ざざーっん・・・。5lackっぽい感じがして、なんとなくニヤケてしまいました。
ゲストも豪華で最高です
Back DJはPUNPEE
PUNPEEお兄ちゃん。後ろでHands upしながら煽ってる姿は、DJケミカルとは一線を画す実力と安定感を感じました。
全体的には終始控えめで、主役は5lack、あくまでBack DJとしてのスタンス。良いお兄ちゃん感丸出し。
「ドライヤーを忘れたことで、髪がまとまらない」という、この日唯一の嘆きボケでしっかり笑い取ってました。さすが。
ISSUGI、BUDAMUNK(SICKTEAM)
From DOWN NORTH CAMP!割と早い段階の登場で、ガッツリあげられました。
ISSUGIのフロウ、やっぱ最高に気持ちよかったです。慣れた感じで、まじでみんな仲良いんやろなぁ感ありました。
久しぶりにアルバム聴きたくなった。
KOJOE
Don’t look back nahmean?!個人的に1番上がったのがKojoeとの「Feelin29」。
レディたちから黄色い声、やっぱ女性はこの手の曲好きですね。私も大好きです。
曲終わりの「この曲の通り、Kojoeはこんなヤツだから」って5lackの言葉が印象的でした。Koujoeロマンチック説。
GAPPER(PSG)
PUNPEE含め、PSG3人の「愛してる」、終盤で会場もかなり温まってたし多分この日1番盛り上がってたっぽい。
照明もすんごい明るいやつで、スパーンって開けてる感じ。自分含め、周りのお客さんもみんなめっちゃ笑顔、良い時間でした。
とりあえずGAPPERメチャクチャデカい。
JJJ
最後の最後はJJJ。JJJのアルバム「HIKARI」の曲「HPN feat. 5LACK」
今旬なJJJまで見れるとわ!完全にノーマークで、「おぉおぁ」っておっさんみたいな声出ました。
曲終わりに、「天才、天才」って5lackが連呼してました。
おそるべしJJJの才能。じぇじぇじぇ
リリックを体現するスタイルに改めて脱帽
今回のLiveで個人的に強く感じたのが、リリックがよく通ること。
箱の音響設備にもよるんでしょうが、Liveではリリックの内容が全く入ってこないラッパーって結構多くて、ん??ってなることよくありませんか?大阪でのワンマン、5lack Live at Osakaではそれが全く無かったんですね。
そこで改めて感じたのが、カッコ良いリリックやなぁ、すげーことラップしてんなぁと。トラックとかメロディのカッコ良さ気持ち良さはどの作品でも常に感じてたけど、改めてリリックに意識を傾けるとパンチラインだらけっすよ。リリックを体現してる本人と対峙するLiveだから、よりそんなことをグッと感じたのかなぁ。
逆にMCは5lackのイメージそのままで超ゆるくて、その力加減がまたgoodでした。
自分もこうカッコ良くありたいなぁって、男子はみんなそう思いますよ多分。10代・20代の人は5lackのそんなスタイルとかノリはきっと指針になると思うし、30代・40代は忘れてたものとか、失くしてたものを再確認させられるんじゃないでしょうか?!
改めて、音源でリリックを深く聴いてみようと思いました。
感想
私は5lackのLiveは初めてでした。この大阪でのワンマン、5lack Live at Osakaでより好きになりました。よりカッコいいなと思わされました。また行きたいなと思わされました。
「My space」の頃から5lack(この頃はS.L.A.C.K)が好きで、ずっと活動は追いかけてますが、年々洗練されていますね。今日のLiveでの振る舞いやノリ、まとってる雰囲気、圧倒されっぱなしでした。適当とかゆってるけど、めっちゃタイトにLiveしてたし、ゆるさとマジのそんなバランスは見習いたいものです。
5lack Live at Osaka、終始踊って、時にはリリックを口ずさみ、終始楽しい最高なLiveでした。また、行きたいなぁ。
最後に、私ヤマナカは5lackと同じ昭和62年生まれです。
5lack、Kendrick Lamar、メッシ、長澤まさみ
全員ヤマナカ世代です。最高。
最近5lackとの絡みが多いYENTOWNの最年少ラッパーkZmも5lack好きにおすすめ。デビューアルバム『kZm / DIMENSION』でのリリックから感じる独自のスタイルと世界観は、5lackと共通するところも。