こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 現代ストレス社会の救世主=自律神経を整える温冷交代浴
- 3年以上温冷交代浴を続けるなかで得られた7つの効果
- 銭湯店員が教える!自宅でできる効果的な温冷交代浴のやり方
- 【初心者専用】失敗しない効果的な温冷交代浴のコツ
温冷交代浴に少しでも興味を持ったあなた。
あなたに言いたいことは、今日からでも温冷交代浴を始めましょう。
私は日々温冷交代浴を行うことで、人生を豊かにするあらゆる効果を実感しています。
温冷交代浴があれば、毎日ストレスがブッ飛んで「良い1日だったなぁ」と眠りにつくことが可能です。
3年以上は、週4回銭湯で温冷交代浴、週3回自宅で温冷交代浴を行う日々を送りつつ、最大限に温冷交代浴を楽しむ方法を研究してきました。
そんなお風呂のプロである私が、3年以上温冷交代浴を続けるなかで得られた驚きの効果と、誰でも簡単に温冷交代浴を自宅でする方法を解説します。
現代ストレス社会の救世主=心身を整えられる温冷交代浴

ストレス
上記3つを数回繰り返すことを、温冷交代浴と呼びます。
温冷交代浴を行うことで、身体では3つの大きな変化が起こります。
①血管を収縮させることで血流が良くなり、身体の隅々まで血液を届けてくれる。
②自律神経を何度も切り替えることで、自律神経を整えられる。
③脳がパッカーーーンと開くような快感を味わえる。
血流を良くすることで身体的に、自律神経を整えることで精神的にあらゆる効果を期待できます。
そして、何より最高の気持ち良さを味わうことで、脳に快感をで与えることができるのです。
3年以上温冷交代浴を続けるなかで得られた7つの効果

気持ちよくお風呂に入る猿
サウナと水風呂が大好きになったことで温冷交代浴にハマり、かれこれ3年以上ほぼ毎日温冷交代浴を楽しんでいます。
温冷交代浴を続けるなかで得られた(得続けている)効果をザッと挙げていきましょう。
ちなみに、始めた初日から何らかの効果を実感できますよ。
温冷交代浴の効果① 睡眠の質が向上して疲れが劇的に取れる
自律神経を整えることで、毎日ぐっすり眠れています。
温冷交代浴を始めるまでは、かなり寝付きが悪い方でしたが、温冷交代浴を始めてからはベッドインから寝落ちまでめちゃくちゃ早くなりました。
温冷交代浴により体を程よく疲れさせることで、体に心地よいダルさが生まれて、深〜い眠りに落ちれます。
温冷交代浴の効果② 冷え性が改善される
私は冬が、寒いのが大っ嫌いです。理由は絶望的な冷え性だから。
30歳にして、養命酒(藤井隆)に頼ろうかと真剣に悩んだほどです。
油断すると今でも末端が死んだように冷えますが、温冷交代浴をした後12時間ぐらいは、ポカポカです。
体の芯から温まることで、寝る前と翌朝の冷えから解放されました。
温冷交代浴の効果③ 風邪をひきにくい
恐らく温冷交代浴で冷え性が改善されたおかげでしょう、ほとんど風邪をひかなくなりました。
最後の風邪はいつかも記憶にないです。
冷えは万病の元とよく言いますが、まさにその通りな気がしております。
温冷交代浴の効果④ その日抱えたネガティブな感情をリセットできる

ネガティブな感情をリセット
常にポジティブでありたいですが、仕事や人間関係等々の不安や心配事に引っ張られてついついネガティブな感情を抱えてしまうものです。
しかし、温冷交代浴をすると、脳がパッカーーーンと開いて脳内がリフレッシュする感覚を味わえます。
この感覚を味わうと、なぜかそれまで抱えていたネガティブな感情が吹っ飛びます。
これはマジです。
温冷交代浴の効果⑤ 面白いようにアイデアが思いつく
温冷交代浴は心身ともに超絶なリラックス状態を作り出せます。
アイデアとはやはり、そんな超絶リラックス状態に思いつくものです。
私も、ブログの構想やアイデア、遊びのアイデアなんかはほとんど温冷交代浴中のお風呂で思いつきます。
没アイデアが多い感は否めませんが、パソコンの前に座ってたら絶対に思いつかない考えやアイデアが溢れる感覚は、最高に楽しいです。
温冷交代浴の効果⑥ 1人の時間や趣味の時間を作れる
温冷交代浴をするとお風呂につかる時間が必然的に長くなるので、結果的に1人の時間を作り出すことになります。
特に、誰かしらと同居している人には最高です。
何かをじっくり考える時間にもなりますし、スマホを触る時間にもなります。
見たかったYoutubeを見るも良し、SNSを見るも良し、電子書籍を見るも良し。
昔はジップロックに入れてましたが、最近は操作性の高さと安全性を考えて防水ケース1択です。
ちなみに、私は防水Bluetoothスピーカーで音楽をかけながら、電子書籍読んだりSNS見たりしております。
このBluetoothスピーカーと風呂場の個室感により、最高の音響設備が出来上がります。安心のJBL、マジでおすすめ。
温冷交代浴の効果⑦ 頭皮のかゆみがマシになった
長年頭皮のかゆみに悩んでおりまして、突然やってくる謎のかゆみが本当に不快でした。
それが不思議なことに、温冷交代浴を始めてから頭皮のかゆみはひと段落マシになりました。
温冷交代浴だけが改善の理由ではないでしょうが、温冷交代浴によってストレスを解消できていることや睡眠の質が向上したことが、大きく影響していると思います。
銭湯店員が教える!自宅でできる効果的な温冷交代浴のやり方

温冷交代浴
② 冷水シャワーをしっかり浴びる
③ 座って3〜5分間休憩
④ ①〜③ を3回程度繰り返す
現役銭湯店員でありお風呂のプロが、詳しく解説していきます。
① 42℃の湯船に5分以上浸かる
まずは、しっかり湯船に浸かって体を温めます。
41℃以下だと温まるまでに時間がかかりすぎ、43℃以上だと熱すぎて気持ちよく浸かれない温度になります。(熱いのが好きな人は43℃もギリギリ有りです。)
湯船に浸かる時間は、額と頭皮からじんわり汗を掻き出すぐらいが目安で、おおよそ5〜7分ぐらいです。
② 冷水シャワーをしっかり浴びる
温冷交代浴の主役と言っても過言ではないのが、冷水。
銭湯では水風呂に思いっきり入れるのですが、自宅では冷水シャワーでしっかり体をクールダウンさせます。
③ 座って3〜5分間休憩
冷水シャワーで体をしっかりクールダウンしたら、至極のリラックスタイムの突入です。
椅子や地べたに座ってゆったりしましょう。
力が抜けていく感覚に身をゆだねて、とにかく何も考えずにボーーーっとしましょう。
脳の凝りが取れて、頭が柔らかくなる感覚は最高のリラックス体験です。
この多幸感に溢れた時間によって、悩みや不安、ストレスから自分を解放できます。
ちなみに、休憩時間の目安として3〜5分間としていますが、ここはあまり意識しなくてok。
気持ち良いなぁという感覚が続くまでいくらでもゆったりしてください。
④ ①〜③ を3回程繰り返す
湯船→冷水シャワーを終えた後の休憩時間は、回数を重ねるごとにリラックスの深さが増していきます。
なぜなら、3回目の休憩時間で、頭がパッカーーーンと開くからです。
1回目2回目もかなり良いところまでいくんですが、3回目は別格。
脳内の不純物が全て取り除かれた、多幸感とポジティブさで溢れた脳に生まれ変わります。
サウナ好きの間では「整う」と言われる状態で、1回目2回目はもはや3回目に整うためのフリです。
とはいえ2回で終わろうと思ってても、あまりの気持ち良さから必然的に3回目を欲してしまうので大丈夫かと思います。私は毎回そうです。
【初心者専用】失敗せずに効果的な温冷交代浴を行うコツ

気持ちよくシャワーを浴びる女性
中途半端な方法で温冷交代浴に挑戦すると、温冷交代浴の効果や楽しさを100%味わうことができません。
特に、温冷交代浴に初めて挑戦するという人は、温・冷とも中途半端に終わってしまいがち。
温冷交代浴の効果や楽しさを120%味わうために、初心者でも失敗しないためのコツを解説していきます。
半身浴と入浴剤で効率良く安全に体を温める
湯船に浸かりすぎると、のぼせて体に負担がかかってしまいます。
いかに安全に、いかに効率良く体を温められるかが重要。
・最初の3分はしっかり肩まで浸かって、残りの2〜4分は半身浴(胸と腕が出るぐらい)にすること。
・保温作用の高い入浴剤を入れること。
最初に一気に体を温めておけば、のぼせる危険のない半身浴でもしっかり汗をかけます。
そして、保温作用の高い入浴剤で温めと発汗を助長していくことです。
私は、自宅のお風呂を炭酸泉にしてくれる「薬用ホットタブ重炭酸湯」を毎回リピートしています。
入れてる時と入れてない時では、体が温まる早さも深さも段違い。
冷え性が治ったのはこの入浴剤の効果も大きいです。
長湯できない人はスマホや本を持ち込む
湯船につかる際は、しっかり温まるためにもできるだけ長く浸かる方が良いのですが、温冷交代浴に慣れてない人はどうしても早く出てしまいがち。
何もないとそろそろ出てもいいかな?とついつい時間を気にしてしまう人でも、スマホや本など娯楽を楽しむことで、時間を忘れられます。
スマホを持ち込む場合は、操作性の高さと安全性を考えて防水ケースを使用しましょう。
2回目3回目の湯船は追い焚き機能で温め直す
最初は42℃に設定していても、冷水シャワー後の冷えた体で入ることで湯船の温度は簡単に下がってしまいます。
銭湯とは違って自宅の湯船はお湯の堆積が小さいため、人の温度が湯船の温度に大きく影響してしまうのです。
温度が下がった状態では体をしっかり温めきれません。
追い焚き機能やお湯の追加投入で、上手く温度を管理することが重要です。
初めての冷水シャワーはぬるめでもOK
温冷交代浴を100%楽しむためには、冷水シャワーでしっかりと体をクールダウンさせることが肝心。
とはいえ、やはり初めての冷水シャワーは、地獄の苦行のように感じるはずです。
初めての冷水の過酷さは私を含め誰もが通った道。冷たすぎて心臓止まるわ!と思うでしょう。
まずはギリギリ自分が耐えられる冷たさに温度を調整してシャワーのを浴びましょう。
湯船の温度より10℃以上低ければ十分温冷交代浴の効果は得られます。
2回目以降の冷水シャワーは温度を下げてチャレンジ

冷水シャワー
2回目の冷水シャワーの時は、最初の冷水シャワーより温度を下げてみましょう。
初めての時は冷たすぎる!と感じた冷水にも、不思議と耐えられるようになっているはず。
体温が体の深いところから温まってきていることで、冷水の冷たさがむしろ心地良さに変わってきます。
当然3回目はもっと冷たい冷水シャワーでも平気だし、もう最高に気持ち良いです。
回数を重ねるほどに冷水シャワーに慣れてくるので、冷たさに恐れすぎずどんどん挑戦しましょう。
温度調節ハンドルの1番冷たいところで浴びれた時、最高の温冷交代浴体験を楽しめます。
風呂に上がるタイミングは冷水シャワー後の休憩終わりベスト
初心者の人は、「えっ、温めてから上がる方が良いにでは?」と考えたと思います。
実は真逆で、冷水シャワーで体を冷やしてから上がる方が良いのです。
温冷交代浴は体を芯部から温める効果があります。
湯船で体を温めた後まま上がると、体が温まりすぎて汗が吹き出してしまいことに。
冷水シャワーで体の表面をしっかり冷やすことで、芯部の温かさを表面の冷えで閉じ込めるような状態になります。
イメージとしては麺類を茹でた後に冷水で「締める」感じ。麺同様に体も締めてあげることで快適な状態を保てるのです。
体が完全に整った状態の風呂上りは最高です。
温冷交代浴前後はしっかり水分補給
温冷交代浴では汗を出すこともひとつの目的です。
脱水症状を防ぎ、汗を流しやすい体の状態を作るために、入浴前にしっかり水分補給をしましょう。
また、入浴後は出した分の水分を補給することも重要。
ビールをグイッといきたい場合は、コップ半分の水を飲んでから乾杯しましょう。
絶対に無理しすぎない
必要以上の長湯は体力が奪われ、湯当たりの原因になります。
また、いきなり勢いよく全身に冷水シャワーを浴びることも、心臓への負担が大きく危険です。
気持ちよさを求めすぎるあまり、体の負担が大きくなるような無理な温冷交代浴はしないようにしましょう。
自宅で温冷交代浴を行うデメリット

お金と時間
はっきり言ってほぼ無いに等しいですが、一応ご紹介しておきます。
ガス代が少し上がる
お湯の温度を高く保つためには、追い焚き機能を活用することが多くなります。
追い焚きのたびにガスを使用するため、ガス代が少し上がることを覚悟しましょう。
私の感覚ではせいぜい1000円前後です。
温冷交代浴によって手に入るメリットに比べれば、1000円なんて屁みたいなもの。スカシッ屁ですよ。
お昼ご飯2日我慢でプラスマイナスゼロ。
入浴に1時間以上かかる
最大のデメリットはやはり時間。
3回繰り返そうと思うと、全身を洗う時間と合わせて1時間は必要です。
日々の忙しい時間の中で、1時間をお風呂に使うというのは、なかなかな贅沢だと思います。
しかし、温冷交代浴によって手に入るメリットに比べれば、1時間なんて屁みたいなもの。スカシッ屁ですよ。
まとめ
温冷交代浴は自宅でできる最上級のリラックス法です。
ストレスや疲れの溜まりやすい現代社会において、必須の入浴法だと本気で思っています。
温冷交代浴のおかげで、日常生活の質や幸福度が格段に良くなりました。
少しでも温冷交代浴に興味があるなら、絶対に始めるべきです。
誰でも今日からすぐにでも始められます。
温冷交代浴でストレスのない豊かな人生を手に入れましょう。