7月に発売されたEP、「JAY WORTHY X THE ALCHEMIST / FANTASY ISLAND」
おそらく私が今年の夏1番聴いたアルバムです。めちゃくちゃ気に入ってます。
全曲和モノサンプリングとすんごいことになってるアルバム。
その1曲目の「Stepping Out」の元ネタ「Marlene(マリーン) / Steppin’ Out」収録のアルバム「Deja Vu(デジャ・ヴー)」のレコードを買ってきました。
元ネタのMarlene(マリーン) / Steppin’ Out
イントロのダブっぽい音と強めに弾いたベース、これでいきなり引き込まれました。このもったりすっきりなループ気持ち良すぎでしょ。
そのまま程よく1トーン上げてくるサビのテンション、いやーカッコイイ。
全曲英語アルバム「Deja Vu(デジャ・ヴー)」に収録
1983年に発売された、マニラ出身の歌手マリーンの4枚目のアルバムです。
正直余裕で知りませんでした。マリーンって誰やねんと。
「JAY WORTHY X THE ALCHEMIST / FANTASY ISLAND」のおかげで出会いました。
今でもJazzシンガーとししてバリバリ活動されているようです。
とにもかくにもこのアルバム「Deja Vu(デジャ・ヴー)」、普通にカッコイイです。
全曲英語で、西海岸っぽい雰囲気のある気持ち良いアルバム。そしてマリーンのボーカルも素晴らしいです。
Roberta Flackの「KILLING ME SOFTLY」、ビリージョエルの「JUST THE WAY YOU ARE」のカバーもあって、アルバム通して楽しめました。
THE ALCHEMISTの最高すぎるプロデュース
で、さっきのMarlene(マリーン) / Steppin’ Outをサンプリングして曲がこれ。
サンプリングって最高やん?!HIPHOP最高やん?!ってシャクレながら言いたくなります。
このループ、ずっと聴いてられる。
このトラックに、このJAY WORTHYの気だるいノリのラップ。ハマりすぎて笑けます。コンプトン出身のラッパーJAY WORTHY、私のツボにバシッと食い込んできました。
そして、何よりもTHE ALCHEMISTプロデュース素晴らしいです。このEPでは全曲日本の曲、いわゆる和モノをサンプリングしてて、日本人なら是非要チェックお願いします。
モノクロのPVの質感もたまらんし、オープンのBMWっていう玄人感もカッコ良すぎるんですよ、これ。
「ジェイ 価値がある / その 錬金術師」の「歩く 出る」、PV冒頭のド直球な和訳もバカで最高でした。
秋終わりぐらいまで、まだまだ聴くことになりそうです。