【California Life】ストリートで突然始まるバスケにJoinする夢を実現

street-basket
この記事は約6分で読めます。

小中高とバスケをしてきた私がバスケにおいて抱く1つの夢に、アメリカのストリートでたまたまその場に居合わせたメンバーでゲームをする、というものがずーっとありました。映画の1シーンとかでよく見る、人数もおることやしみんなでやろうぜ!的な軽いノリで始まっちゃうゲーム形式。漠然と実現できれば良いなぁと思っていたんですが、今回のCalifornia旅行で本当に実現できるとは。おかげさまで、驚きと興奮に満ち満ちた最高に楽しい思い出ができました。今までの人生で1番楽しいバスケになったかも。

その場で寄り合って始まる5対5のバスケ

バスケ好きならアメリカのストリートで現地の人に混じってバスケをしたい、という憧れを1度は持ったことはあるんじゃないでしょうか?もちろん私もその1人で、今回のTorranceでの滞在で何としても実現したい夢の1つとして息巻いておりました。

こういうのですね。めちゃくちゃカッコ良い。もちろんこれはレベル高すぎなんで、もうちょいお手軽に遊びでやってるやつ狙い。

とりあえずバスケットボールを購入しまして、バスケットゴールが設置されている近所のウィルソンパークへ。なんと、初めて行ったその日に早速夢実現のチャンスが来ます。

ストリートでバスケットボールをする若者

まず、私が到着した時点ですでに3on3が行われたおりまして、やってるやってるーと興奮しまくり。とりあえず様子見やな、ということで隣のコートでシューティングを開始。15分ほどすると、新たな若者2人組が。彼らは慣れた様子で3on3の輪に加わりはじめます。ヤバい完全に乗り遅れた、と焦っているとさらに遅れてもう1人若者到着。これで合計9人。

チャンスはここやと思い、徐々に隣のコートへ近づきおれがおるぞと視線でアピール。すると、最高のタイミングでタンクトップにスキンヘッドのイカツイおじさんが「Hey,Guy! Come On!!」のお誘い。キター!まじでキターー!!この時、ドキドキと興奮で頭も心もパンパン。そして、ドキドキと人生最高のニヤニヤを携え5on5の輪へ。タンクトップにスキンヘッドおじさんの独断で適当にチーム分けが行われて、そのままフワッと試合開始。マジでこんな感じのノリで始まるんや。夢実現。

ちなみにこの日バスケをした場所である、トーランスのウィルソン・パークは最高の公園です。

キャラの濃すぎるメンバーに囲まれました

バスケットコート

カリフォルニアのバスケス好きは個性的なナイスガイばかり。観光客丸出しの私を温かく迎え入れてくれてくれました。折角なので一緒にバスケしたメンバーでも紹介しておきます。

  • 黒人の若者2人
  • 明るくてヤンチャそうな若者2人
  • ブチギレタンクトップおやじ
  • 陽気な小ボケ中年おじさん
  • Master的なおじさんビッグマン
  • ナイスガイすぎるKorean
  • あんまり記憶に残ってないポッチャリおじさん
  • そして、私ヤマナカ

黒人の若者2人のイケイケのマッチアップ

試合前は仲良くじゃれ合ってたんですが、試合が始まるとバチバチにやり合っておりました。お互いにマッチアップしてたんですが、どっちかが点を決めたらもう片方はほぼ100%やり返すために1on1を仕掛ける負けず嫌いっぷり。気が強いったらありゃしない。周りもそのイケイケのマッチアップを楽しんでおりまして、1on1仕掛けるなぁと思ったらアイソレーションで思いっきりやらせてあげるっていう最高の気遣いをプレゼント。何より2人ともめちゃくちゃ楽しそうにプレーしてました。

トラッシュトークが半端ないブチギレタンクトップおやじ

最初に声をかけてくれたタンクトップスキンヘッドのおじさんです。彼はとにかく口が悪い。プレー中ずーっとブチギレてて、1プレーごとにShit、Fuckの連呼。味方が良いプレーしてもFuck、自分でミスしてもFuck。レジーミラーばりの本場のトラッシュトークを聞けたので、個人的におもしろくてしょうがなかったです。あとブチギレタンクトップおやじはタッチダウンパスとかノールックパスとか、ビッグプレーばかり狙ってました。そして、本当は良い人で味方のミスには優しいナイスガイ。

私のマッチアップの相手はカリー並みの長距離シューター

肝心の私のマッチアップの相手は、明るくてヤンチャそうな若者2人のうちの1人。ヒョロってした体型ですが、身長もそこそこでかくてバスケもなかなか上手い。何より、3ポイントラインかなり手前からガンガンシュート打ってきやがります。最初油断してたらあっさり3P決められました。最近NBAでも当たり前になった長距離シューター。ステファンカリー並みにポンポン打ってくる。彼もしっかり負けず嫌いで私が点を決めた後はいつも3Pでやり返しにきました。まぁバチバチにイったったけどな。

アジアンボケを私にぶつけて来る陽気なおじさん

私のチームメイトの陽気な中年おじさんは、完全にボケ担当。合間合間でみんなにちょっかいかけて場を和ませるめっちゃ楽しい人で、ずっとゲラゲラ笑ってました。私にもちょくちょく声をかけてくれて、私が点を決めたときは「カムサハムニダー」。おじさん違うよ、ということで「No,No,I’m Japanese!」と訂正しといたんですが、おじさんの返しは「合掌しながらの謝謝」。もう笑うしかなかったです。このおやじ、かなりできる。

最後まで本気を出さなかったおじさんビッグマン

相手チームにいた188cmぐらいあるおじさんビッグマンは、高さと幅を活かした老獪なポストプレーで簡単に点を取っていました。でも、わざわざ目立とうとはせず、ちょっと自分のチームがピンチになってきたら点をしっかり点を取ってくる。まさに赤木キャプテン。声で煽ってくるタイプの人で、shoot it,shoot itとか私にもバシバシプレッシャーかけて来ました。最後までおじさんビッグマンの本気は感じられず、全体のバランスを見ながらプレーしてる感じでした。実は相当に上手いんじゃないか、と予想してます。

スーパーナイスガイなKorean

おそらく現地在住の韓国系アメリカ人だと思うんですが、このメンバー1番のナイスガイでした。私があんまり英語ができないことを察してくれて、1プレー1プレーにナイスプレーと声かをけてくれます。めっちゃ安心感のあるお兄ちゃんでした。彼自身のプレーも、オフェンスでは1番先頭を走りディフェンスでは1番はじめに戻る、というハツラツなプレーぶりが最高でした。

私ヤマナカのスタッツ

バスケットボールとコート

みなさん最も気になっているであろう私のこの日のスタッツ(成績)ですが、覚えてる限りこんな感じになっております。

  • 6ポイント
  • 1アシスト
  • 1リバウンド
  • 0スティール
  • 0ブロック

18ポイント先取のゲームにおいては、上々のスタッツではないでしょうか。何よりチームの18ポイント中、6ポイントが私。大満足です。アシスト、リバウンドなどのその他のスタッツがいまいちですが、とにかく楽しかったので良しとしましょう。ただ、6ポイントのうち4ポイントが開始2分ぐらいの得点で、その後はバテバテでほぼ試合から消えていました。体は嘘つかない。

試合終了後は、みんな適当にシェイクハンドだけしてさらっと解散。このあっさり具合とかも最高でした。楽しかったー。1プレー1プレー今でも鮮明に覚えているぐらいに、この上ない思い出ができました。感無量です。

バスケ好きがアメリカに行くなら、絶対に近所のバスケットコートにチャレンジするべきです。想像以上に楽しい、最高すぎる思い出ができるでしょう。

ストリートバスケといえば、And1 Mixtape。HIPHOPとバスケ。高校生の頃見まくって影響受けまくったなー。Professorは今見ても最高。

Pocket

タイトルとURLをコピーしました