『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』liveレポート

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ニュージランドのDUBアーティストLORD ECHOのlive at 大阪 味園ユニバースへ行ってきました。音源通りのソウルテイストのDUBサウンドで最高に気持ち良いliveを堪能して参りました。Peacefulなバンドメンバー、味園ユニバースの雰囲気、客の雰囲気、すべてが素晴らしく、遊びに来ていた人たちの大部分が多幸感溢れる素晴らしい時間を過ごしたのではないでしょうか。『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』のliveレポートです。

HappyとPeaceに満ちたlive

最初から最後までとにかくHappyでPeace。『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』は、本当にこれに尽きるliveでした。

味園ユニバースという最高すぎる箱

味園ユニバースについては何かと良い噂を聞いていたのですが、私初めての味園ユニバースでございます。入る前は、liveの雰囲気を作る上で箱のクオリティもめちゃめちゃ大事やでーってフガフガ言うてましたが、入った瞬間そんな邪念は余裕でブッ飛びました。なにこの最高な雰囲気。

まず、めちゃくちゃに広い。この写真で見える範囲の2倍ぐらいはあったかと思います。

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フロアも十分過ぎる広さで全く窮屈感がない。ステージの広さ、距離感も良い。

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天井に惑星みたいな球がいっぱいぶら下がってました。

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こういうスピーカーのようなオブジェのようなモノもチラホラ。とにかくその辺の箱とは一味違う。

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フロアの後ろにはフロアと同じぐらいのスペースにソファが大量に置かれていて、ゆったりchillできちゃう空間もありました。まじで夢の国みたいな感じ。オブジェのクセや照明のクセなど、随所に感じる昭和臭もワクワクさせられました。

音源通りの気持ち良いDUBサウンド

肝心のliveです。LORD ECHOのバンドのメンバーは全員で5人。ですが、ほぼ全員がマルチプレイヤーで、この曲ではベース弾いてこの曲ではトランペット、この曲ではコーラスやってこの曲ではギター、みたいな全員がミュージシャンとして素晴らしいスキルを持っておりました。しかも、付け焼き刃感を一切感じない安定感。なんでもできるってステキやん。

バンドセットのDUBサウンドって時点でハズレなわけがないんです。ステージの後ろの照明も特徴的。

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LORD ECHO(マイク・ファビュラス)本人は割と控えめで、エフェクトをいじりながらあくまでプロデューサーといった立ち位置を取っている印象でした。あとベースもちょこちょこ弾いてました。めっちゃ良い人そうな笑顔。

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客のレスポンスも良い。ずっと盛り上がってました。良いお客さんばっかり。

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ミンナ来テクレテアリガトウな。ユックリ楽シンデイッテや。みたいなことを言っているところでしょうか。あんまり覚えてない。

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ジャパンサイコウやん。オサカー。マダマダ行クデー。みたいな感じでしょうか。あんまり覚えてない。

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この2人の歌は本当素晴らしく、パワーも抑揚も効いててすごく気持ち良くしてくれました。

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DUBといえば管楽器。この2人は楽器をとっかえひっかえしまくってました。どんだけ器用やねん。

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live後も引っ張り続けたPeaceful

LORD ECHOの最高のliveを堪能できて十分満足だったんですが、『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』はまだまだ終わらない。軽い演奏をしながらステージにお客さんを誘う誘う。上げる上げる。メンバーもお客さんもごっちゃになって踊る踊る。笑う笑う。とにかく素晴らしい雰囲気でした。

ステージが人でいっぱい。この中にLORD ECHOもバンドメンバーも普通に紛れてます。外タレのliveではなかなか見ない光景。

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このpeaceな雰囲気に乗じて、私もステージに上がってやりました。ステージ上からの光景。良い経験しました。

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liveが完全に終了してから。afterのDJも良い感じのplayで、最後まで気持ち良い空間が保たれていました。

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『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』の感想

DUBの生バンド、アルバムの素晴らしい出来、という条件からしてめちゃくちゃ楽しみにしていた『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』、多幸感溢れる素晴らしい時間を過ごせました。

音源がしっかり忠実に再現された演奏も終始素晴らしかったです。音源を超えるスーパーplayみたいなハイライトはなかったですが、終始安定感がありました。ソウル・レゲエ・JAZZなど様々なトラックをDUBサウンドとして表現するやり方はまじでズルい。そりゃ最高ですって。LORD ECHO改めて良い曲ばかりやなぁと感じさせてくれました。

『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』で1番盛り上がってたのは、やっぱり「Thinking of You」。まさにBig tune。最高。

1つ残念だったのが音量の部分。ちょっと迫力が足りなかったというのが正直なところ。特にDUBサウンドってことを考えると、ある程度突き抜けて鳴るぐらいの音量が欲しかったです。スピーカーの威力の問題なのか、PA側の力量やさじ加減なのか、LORD ECHO側の意向なのか。liveとかクラブに行くと、このあたりがいつも気になります。こういう話について、プロのPAさんとかサウンドシステム持ってる人から1度詳しく聞いてみたいものです。

ただ、この音量の小ささについては、ステージ前ぐらいまで行くと実はまぁまぁ良い感じで鳴っている、ということに気付いて途中から満足してました。後ろまでは届いてないけど、前だとDUB特有の鳴りを感じれるぐらい。ずっと後ろで聴いてた人はちょっと残念に感じたかもですね。

まぁ、そんなことを差し引いても最高で楽し過ぎるliveでした。liveの内容はもちろん、Peacefulなバンドメンバー、味園ユニバースの雰囲気、客の雰囲気などが相まって、本当に楽しい時間と空間でした。「楽しさ」という点においては、ここ最近行ったliveの中でも1番だったかなと。味園ユニバースとお客さんの雰囲気が、Happyさとpeace感を2倍3倍にしてくれているという印象でした。

客層も幅広く、老若男女問わず様々。特に、「玄人すぎない素人ではない人たち」が多い印象でした。レスポンスも最高で、バンドメンバーも気持ち良かったはず。

『LORD ECHO live at 大阪 味園ユニバース』、個人的に120点のliveでした。フェスとかでも見てみたいものです。

どちらもVynalで欲しいアルバム。

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